温故知新、当時のクルマにはこんな機能があった!

いよいよ新年度スタートですね!(季節外れの寒さですが・・・)早いもので当店も明日から2年生になります。

目先のことに気を取られていると、やっと巡って来た好機を逃してしまった、なんてこともあるので、いつもと違うところの掃除や片付けを実施することに。

そこで、再び登場のパブリカ。

ここへ来た時からリアシートは当時のものと思われる布製シートカバーに覆われていて、適度に劣化したカバーの切れ目から約52年前の純正シートがそこにあることは確認済みでした。

そーっとカバーを外していくと・・・

「いました!」

パブリカUP10リアシート

少しセピア色になりかけているフロントシートと全く同じ柄ですが、日焼けしていない為、色合いが非常に鮮やかできれいです。

せっかくなのでシートの周りを軽く清掃していた時です!なんと、リアシートの背もたれの部分が動くことを発見。

トランクスルーではないのに、なぜ動く?(下から覗き込むとこの様な構造です。)

何の為にこの機能を作ったのか・・・

当時のドライブによる疲労は今の何倍なのでしょう。

握る手には細過ぎるステアリング、標識と地図を頼りに目的地に向かうデコボコ道、10インチホイールにリーフスプリング、天候次第の室内温度。

(カーナビ、スマホが当たり前で自動運転が目前という現在と比べるにはハンデが多過ぎです。)

開発者の意図と同じであれば嬉しいですが、勝手な妄想によるリクライニングベッドの完成です。

次回に続く。

(現在、当時のカタログや取扱説明書を探し始めたところです。続きは見つかり次第、ということで。)