先日の定休日に当店で一番の長老である(在庫期間のことではありません)昭和40年パブリカ(UP10)のナンバー変更に陸運局までドライブをしてきました。
往復約100kmを一般道でのんびりと、しかしながら適度な緊張感を保ちながら・・・
この車に搭載されているトヨグライドは、オートマチックの様ですが、スタート時はL(1速)から加速し、ある程度の速度が出たら自分でD(2速)にシフトチェンジ。そして赤信号で停車したら再びLに戻します。
MT車とはまた違った味わいのある所作にすっかり慣れた頃に信号待ちしていると、それまで直後を走行していた最新型のアルトワークスに乗られていた紳士が降りて来て、「先程ホイールキャップが落ちましたよ」と、ご親切に教えてくださいました。
(信号が青になってしまったので、お名前もお聞きできませんでしたのでいつの日かお会いする機会があれば、丁重にお礼をさせて頂く所存です。)
すかさず、教えて頂いた付近まで戻りますと、幸運にも左後輪から外れて路肩に転がっていた為踏まれずに助かりました。
(その後の道中は、年の為4枚とも外しておきました。脱落した1枚は元々少し変形していた様で納まりが悪かったみたいです。)
新しいナンバーが付いたところです。封緘取付の職員さんに「あたしが小学生の頃の車だよ!ビックリしたな~」って言われちゃいました。
その後、無事にナンバー変更を済ませて戻りましたが、ホイールキャップ事件以外はとても順調でした。
生産から約51年の歳月を迎えても、今尚、現役でこれほど快調に走り続けることの素晴らしさを身をもって実感しました。
また、同時に前オーナー様がどれほど大事にされてきたかと思うと想像(妄想?)が止まりません。
きっと様々なヒストリーがあったのでしょうね。
そんなこんなで、久しぶりに有意義な休日を過ごした気がしました。
※尚、この個体は昭和39年製造(登録は40年)なので、あと3年半位経過すると東京オリンピックを2回経験することになります。(開会式に〇〇知事が乗って登場!なんてね・・・)